家族で協力、紙を使って正月飾り 長井で教室

親子で正月飾り作りに取り組んだ=長井市交流センターふらり

 紙を使って正月飾り作りを楽しむ親子教室が16日、長井市交流センターふらりで開かれ、市内の小学生と保護者が仲良く紙工作を楽しんだ。

 市中央コミュニティセンターによる体験事業の一環で、5組11人が参加した。講師を務めたムスメヤ花店(同市)の横山千恵子さんの説明に耳を傾けながら、クラフトテープを球状に仕立てると、緑色の画用紙に切り込みを入れるなどして作った松、折り紙で表現した花や扇子などを丁寧に飾り付けた。

 家族で協力しながら2時間ほどで仕上げ、長井小2年梅津皇汰君(8)は「難しかったけど完成させることができてうれしい」とにっこり。納得の出来栄えに「まだクリスマスも来ていないけど、なんか(来年は)いい年になりそう」と、一足早い正月気分に浸っていた。

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