雫石の昇瀬橋、架け替え完了し開通 物流、災害に強く

新しい昇瀬橋を歩き、開通を祝う住民ら

 岩手県雫石町御明神(おみょうじん)の昇瀬(のぼせ)橋の架け替え工事が完了し14日、現地で開通式が行われた。国道46号と県道盛岡横手線を結ぶ交通の要衝として重要な役割を果たし、住民が完成を祝った。

 約100人が出席。猿子恵久町長は「本県と秋田県の物流や観光、災害時に大きな効果を発揮すると確信している」と力を込めた。テープカットの後、出席者全員で橋を歩いた。

 雫石川に架かる新しい橋は全長98メートル、幅は車道7メートル、歩道2.5メートルの計9.5メートル。

 

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