物価高騰で学生を支援 通常より200円引き サラダや小鉢も1円 学食ランチで割引キャンペーン 広島

物価高の波は、大学生にも影響を与えています。広島の大学で学生の食生活を支援する取り組みが始まりました。

田村友里 キャスター
「広島修道大学の学食にやってきました。ただいま12時20分、授業が終わって多くの学生たちでにぎわっています。こちらではランチの200円割引が始まったんです」

学食「フォレスト」では、2~3品が日替わりで200円割引となります。この日は、カツ丼・唐揚げランチ・肉うどんが割引となっていました。

学生たち
「今、バイトを探している最中でよけいカツカツで、安いのはありがたいです」
「食費がきつくて。(200円割引は)助かります。学生の味方」
「食費が厳しいので500円以内にしようと思っています」

物価高騰の影響を受ける学生の健康と経済面を「食」で支えようと広島修道大学の学内6つの食堂でランチが割引となっています。

田村キャスター
「数に限りはあるんですが、ポテトサラダ、そして小鉢が1円で販売されています」

食学生へのランチ支援はコロナ禍の2021年から始まりました。ことし7月には「100円ランチキャンペーン」が実施されましたが、今回はより多くの学生に還元しようと割引率を下げ、対象の食事数を倍以上に増やしました。

割引した金額は在校生の保護者などで作る後援会が支援します。この「学生応援ランチキャンペーン」は大学生・大学院生を対象に1月29日まで実施されます。

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