米軍戦闘機の部品落下か 沖縄、被害確認なし

米空軍のF35Aステルス戦闘機=6月、沖縄県の米空軍嘉手納基地

 米空軍嘉手納基地を運用する第18航空団は19日、嘉手納基地に暫定配備されているF35Aステルス戦闘機のパネルの一部がなくなっていると明らかにした。飛行中に海上に落下したとみられる。米空軍が詳しい状況を調べている。

 第18航空団や沖縄県によると、パネルは長さ約18インチ(約46センチ)、幅約12インチ(約30センチ)で重さは約2ポンド(約0.9キロ)だという。県内での被害は確認されていない。

 米軍などによると、嘉手納基地配備のF15戦闘機は老朽化による退役に伴い、米本国に順次帰還。昨年11月からF35Aステルス戦闘機やF15E戦闘機など外来機の暫定配備が続いている。

© 一般社団法人共同通信社