『007』2代目ボンド俳優 自宅で転倒し入院していた 頭部を負傷

映画『女王陛下の007』(1969年)で2代目となるジェームズ・ボンド役を演じた俳優ジョージ・レーゼンビー(84)が、米国の自宅で転倒し頭部を負傷、治療のため入院した。その後退院したジョージは、カリフォルニアのケアホームで療養しており、現在はロサンゼルスの自宅に戻っているという。

所属事務所のアンダース・フレイド・マネジメントは、X(旧ツイッター)に「ジョージ・レーゼンビーが無事に自宅に戻ったことをご報告できて、とてもうれしく思います。11月に自宅で転倒し頭部に怪我を負いましたが、ビバリー・ウエスト・ヘルスケアの素晴らしいスタッフのおかげで、順調にリハビリが進みました。年をとるのは簡単なことではありませんが、84歳のジョージはその戦いの精神を見せてくれました。愛、そしてただ愛だけを」と声明を投稿した。

ジョージは昨年9月、オーストラリアのパースで開催されたコンサート「ジェームズ・ボンドとジョージ・レーゼンビーの音楽」に出演した際に発した同性愛についての発言をめぐり、その後予定されていた公演から外されていた。ジョージは、人々を動揺させたのは「意図したことではない」と主張、SNSへ謝罪文を投稿していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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