米テスラ、北欧でスト拡大 マスク氏「常軌逸する」

テスラのサービスセンター前で、ストライキをするIFメタルのメンバー=10月、スウェーデン・ストックホルム(TT News Agency提供・ロイター=共同)

 【ロンドン共同】米電気自動車(EV)大手テスラに対するストが北欧で拡大している。スウェーデンで働く従業員が労働協約の締結を求めたところ、テスラが拒否。業界の垣根を越えた大規模ストに発展し、隣国にも飛び火した。テスラはもともと労組の活動に否定的で、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「常軌を逸している」と徹底抗戦の構えだ。

 欧米メディアが報じた。きっかけは、スウェーデンにあるテスラ直営の整備工場で、産業別の労働組合「IFメタル」に所属する100人超が10月下旬にストを始めたことだった。

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