インドネシアの首都ジャカルタ特別州の都市高速鉄道(MRT)を運行する州営MRTジャカルタは18日、米クレジットカード大手マスターカードがMRTスナヤン駅のネーミングライツ(命名権)を取得したと発表した。同駅名は「スナヤン・マスターカード」となる。
MRTジャカルタとマスターカードの現地法人マスターカード・インドネシアの関係者が同日、駅名の変更を正式に発表した。命名期間は5年間で、延長も可能。
企業がMRTの命名権を取得するのは今回が7駅目となる。
■アプリで乗車券購入、初のクレジットカード対応
MRTジャカルタは、乗車券の購入でもマスターカードと協力する。
18日から、MRTのスマーフォンアプリでの乗車券購入に、マスターカードブランドのクレジットカードが使えるようになった。アプリでクレジットカードが使用できるのは今回が初めて。
MRTジャカルタが発行する乗車カードの購入で、マスターカードの全てのタイプのカードが使用できるほか、乗車カードのトップアップ(入金、チャージ)に、デビットカードが使用できるようなった。