自転車盗難の認知件数は前年より増加 盗難件数倍増の春日井市で中学生と警察が一緒に呼びかけ

テレビ愛知

自転車の盗難件数が倍増していることを受け、中学生と警察が協力して自転車の「鍵かけ」を呼びかけました。

春日井市のショッピングセンターで20日行われた自転車の施錠のキャンペーン。警察官とともに自転車の盗難防止を呼びかけたのは、職場体験の一環として参加した地元の中学生たちです。自転車で来た買い物客にワイヤー錠を手渡し。自転車に2つの鍵をかけるいわゆる「ツーロック」で、自転車盗難を未然に防ぐように呼びかけました。

キャンペーンに参加した中学生:
「1つのロックだと簡単に盗まれてしまう。ツーロックだと盗みにくくなるという面でとても大切だと思う」

春日井署 生活安全課 課長代理 長谷川 あつ子さん:
「ちょっとの時間だからとか、面倒くさいからいろんな無施錠の理由がある 無施錠の自転車が盗難被害の6割。鍵をかけることが有効」

愛知県警によると、県内の自転車盗難の認知件数は11月末時点で1万334件と前の年に比べ増えています。また春日井市内でも526件と倍増しています。警察はツーロックや防犯登録をするよう注意を呼びかけています。

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