「空き家被害を減らしたい」 100人の小学生、瀬戸警察署の職員らと空き家を大掃除 瀬戸市

テレビ愛知

今、空き家の増加が問題となっています。そうした中、瀬戸市では空き家を狙った窃盗を防ごうと小学生が空き家の大掃除を行いました。

参加したのは瀬戸市の效範小学校5年生の児童約100人です。瀬戸警察署の職員や地元の自治会とともに空き家の大掃除を行いました。瀬戸市内では22年、空き家を狙った窃盗被害が37件起きていてそのうち效範連区が10件と最多でした。そうした中で、空き家を狙う窃盗対策に役立ててほしいと、效範小学校5年生の児童が、空き家の大掃除を考えました。

参加した児童は:
「空き巣が来ないように掃除するのは大事だと思った」
「今後もずっと掃除をみんなで続けて、空き家被害を減らしたいと思います」

20日は児童らが手分けして生い茂った草や枝を袋に回収。防犯プレートを設置しました。

瀬戸警察署 浅野 幸司 生活安全課長:
「效範連区は瀬戸市内でも一番住宅が密集している地域で、こういった取り組みがほかの自治会の模範となって広がっていけば良い」

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