ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、クリスタルパレス戦前の記者会見に出席。イギリス『Sky Sports』のインタビューに応じた。
『Sky Sports』によると、ブライトンは今シーズン多くの試合に対応するために、プレミアリーグでは前回の試合から合計で70人のスタメン変更をしており、プレミアリーグで最もスタメン変更をしているチームだという。また、交代選手の人数も81人を記録しており、こちらもプレミアリーグ1位の数字だ。
「試合ごとに多くの選手を変えるのは好きではないが、ローテーションをしなければならない状況だ。現在、我々にはプレーできる選手が15人いる」
「UEFAヨーロッパリーグでは非常に厳しいグループに組み込まれたが、グループステージ突破を決め、いい仕事をしていると思うし、プレミアリーグでもいい位置に付けている」
ブライトンは今夏、ベルギーのアンデルレヒトからGKのバルト・フェルブルッヘンを獲得し、ジェイソン・スティールと出場機会を分け合っている。今シーズンここまで両者とも、プレミアリーグの試合で連続して先発出場をしておらず、ローテーションを取り入れている。フェルブルッヘンは11試合の公式戦に出場し、スティールは13試合に出場している。
デ・ゼルビ監督は、GKのローテーションについて「素晴らしいGKが2人いることは幸運だ。私は誰も失いたくないし、2人ともブライトンの計画の一部と考えている。一方がプレーをし、もう一方がプレーしないのを決断するのは私の責任だ」と答えている。
現在ブライトンは多くの主力選手のケガに悩まされており、ペルビス・エストゥピニャン、アダム・ウェブスター、フリオ・エンシーソ、ソリー・マーチなどを欠いている。その代わり、ジャック・ヒンシェルウッドやファクンド・ブオナノッテなど若手選手が出場機会を得ている。デ・ゼルビ監督は過密日程によるケガ人に関して、以下のように語った。
「まず、重要な選手を8人負傷で欠いている。週に3試合プレーしているが、これほど多くの試合をプレーすることに慣れていない。だから問題をチャンスに変えなければならない。私たちは素晴らしいアカデミーを持っており、若い選手たちがより上手にプレーできるようにすることが私たちの仕事だ」
「私はまず個性を重要視している。次にクオリティー、フィジカル、スキル、メンタルがプレミアリーグでプレーする上で重要だ。それらが欠けていると(選手として)厳しい」
ブライトンは現地時間12月20日に、プレミアリーグ第18節のクリスタルパレスとの“M23ダービー”を控えている。