伸びやかな一年願い 那須烏山で門松作り追い込み 市シルバー人材センター

門松製作を進める会員ら

 【那須烏山】岩子の市シルバー人材センターで、正月を彩る門松作りが最終盤を迎えている。

 センターは1991年から市内産の竹や松などを使って門松を製作、販売している。今年は60~80代の会員6人が11月10日に作業を開始した。サイズは、高さ約1.8メートルの特大から50センチの小まで4種類あり、約110対を製作する。

 19日は寒空の下、会員が3本の竹を囲むように松の葉を丁寧に飾っていた。代表の下川井、農業網野広之(あみのひろゆき)さん(72)は「若くて真っすぐ育った竹や松を使っている。見た人に元気や力強さが伝わってほしい」などと話した。

 門松は22日ごろから市役所や南那須公民館などに飾られる予定。

門松製作を進める会員ら

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