21日午前の東京株式市場は日経平均株価(225種)が大幅反落した。前日の米国株安を嫌気した売り注文が優勢となった。下げ幅は一時500円を超えた。
午前終値は前日終値比504円51銭安の3万3171円43銭。東証株価指数(TOPIX)は23.92ポイント安の2325.46。
前日の米国市場でダウ工業株30種平均など、主要な株価指数がそろって下げた流れを引き継いだ。株価水準の高い半導体関連銘柄を中心に幅広く下落した。
平均株価は日銀が大規模な金融緩和策の維持を決めた後、前日までの2日間で計900円超上昇した。このため当面の利益を確定する売りも出た。