豊洲「初競り」へ向け大間マグロ漁師をグッズで応援 地元団体が詰め合わせ発売

「松」コースには大きいマグロねぷたとマグロ一筋Tシャツ、大漁旗をリメークした豆きんちゃくが入っている

 来年1月5日に東京・豊洲市場で開かれるマグロの「初競り」に向け、青森県大間町のマグロ漁師を応援しようと、同町でまちおこしや観光を手がける「Yプロジェクト」が、オリジナルのマグログッズを詰め込んだ「初セリ一番マグロ応援セット」を販売している。漁師の幸運ナンバーとされる「8」にこだわり、「松」「竹」「梅」の3コースとも8セット限定とした。インターネットで申し込みを受け付けている。

 応援セットの販売は今回が初めて。「松」と「竹」には弘前市の津軽藩ねぷた村の職人が手作業で制作した、大きさの異なる「マグロねぷた」が入る。このほか一番マグロをイメージしてデザインしたマグロ一筋Tシャツと、大漁旗をリメークし、青森ヒバを入れた豆きんちゃくを用意した。

 商品を開発したYプロジェクトの吉田静香さんは「新年の一番初めに大間が元気づくように、全国の大間マグロファンと一緒に盛り上げられたら」と話した。

 販売価格は「松」が8888円、「竹」が5888円、「梅」が3888円(いずれも税抜き)。販売は29日までで先着順。年内に発送する。申し込みはマグロ一筋通販部(https://aozoragumi.shop-pro.jp/)へ。

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