弘前大付属小(青森県)4年生コンビ、ダンス全国大会で2年連続入賞 岩渕君、古川君

ポーズを取る古川君(左)と岩渕君

 国内最高峰のキッズダンスの祭典「フロントライン」の全国大会が大阪市で16、17日行われ、青森県弘前市の岩渕風汰君と古川蓮君(ともに弘前大学付属小4年)のコンビ「ブラザーズ」が9位となり、2年連続の入賞を果たした。岩渕君はソロ部門でも7位となった。

 大会には中学生以下が出場。コンテストやバトル形式の計5部門で練習の成果を競った。2人が出場したチームの小学生部門には各地の予選を勝ち抜いた42チームが出場した。今回の2人の順位は北海道・東北勢では最高位だった。

 昨年は8位入賞し、関係者によると、2年連続で10位以内の入賞は全国で初めてという。

 今回の大会で使用した音楽はアップテンポで大人っぽいアレンジの曲。2人は持ち味の切れと躍動感あるダンスを披露し、個性ある表現が評価された。

 岩渕君と古川君は弘前市内のダンススタジオに通い、1年生からコンビを組んでレッスンを積み重ねてきた。大会の出場は昨年のフロントライン東北大会が初めてだった。

 古川君は「2年連続入賞はうれしい。練習の成果を発揮することができた」、岩渕君は「チーム、ソロとも目標の優勝はできなかったけど、今までで一番良いパフォーマンスができた。ソロは緊張した」と語った。

 来年2月には仙台市で開かれる東北一を決める大会、3月には東京都で行われる全国大会に出場する。2人は「目標は優勝」と声をそろえた。

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