ユズ香る湯船でぽかぽか―。12月22日の冬至を前に福井県坂井市の三国温泉ゆあぽーとに21日、ゆず湯が登場した。同市三国町では日中も気温が上がらず、真冬の寒さとなる中、入浴客がゆっくり体を温めていた。
湯船には大小のユズ約10キロ分がぷかぷか浮かび、客が香りと風情を楽しんだ。ユズは常連客から約100キロを譲り受けた。男女の大浴場に24日まで設ける。
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30年以上通っている市内の男性（67）は「ゆず湯に入ると年末だなと感じる。気持ちよかった」と満足そうだった。
22日は午前11時から手作りのカボチャの煮物を先着50人に振る舞う。
