初の国産新型コロナワクチン 接種始まる 宇都宮

国産としては初めての新型コロナワクチンの接種が12月から各地で始まり、宇都宮市では21日の夜、そのワクチンを使った集団接種が初めて行われました。

新型コロナウイルスのオミクロン株「XBB・1・5」に対応するワクチンとして新たに導入されたのは、大手製薬会社「第一三共」が開発した初めての国産ワクチンです。

宇都宮市では、このワクチンの接種が21日から始まり、集団接種の会場となった市の保健センターには市内の10代から70代の男女およそ50人が訪れてワクチンを接種しました。

対象は年齢が12歳以上のすでに2回接種を受けている人です。集団接種は21日だけで、今後は市内の医療機関で個別接種が予定されています。

22日から予約を専用サイトやコールセンターで受け付け、接種は2024年1月5日から始まります。予約をする際に、ワクチンはこれまでのファイザー社やモデルナ社製のものに加えて第一三共社製からも選べるということです。

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