愛助の退場フラグに、朝ドラ受けため息「最後の30秒で…」

大阪・福島で生まれ育った元気なヒロイン・スズ子の山あり谷ありな人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。12月22日放送の第60回では、スズ子の恋人・愛助がかっ血するシーンを受け、直後に放送される情報番組『あさイチ』でMC陣が嘆く場面があった。

愛助(水上恒司)から必ずトミを認めさせると伝えられるスズ子(趣里)(C)NHK

スズ子(趣里) と愛助(水上恒司)の交際に反対する母・トミ(小雪)。ついにスズ子はトミから村山興業の事務所に呼び出される。話自体はあっさり終わったものの、トミからきっぱり別れるようにと遠回しに釘を刺されるスズ子。

母の反対を受け、「福来さんと恋人でおりたいんです」と、愛助はますます燃え上がる。昭和19年になると戦争は激化し、スズ子たちが暮らす東京にも敵機が襲来するように。厳しい状況のなかでも仲を深めていく2人だったが、ある日愛助がかっ血するのだった。

今回の放送は、空襲警報が鳴る危険な状況ながら、愛助がはじめてスズ子の名前を呼び、2人がキスをするシーンが描かれた。そんな幸せいっぱいなシーンから一転し、ラストはせき込んだ愛助がかっ血する場面も。

直後に放送された朝番組『あさイチ』では、MCの鈴木奈穂子アナウンサーと博多華丸・大吉が、「幸せから最後の30秒くらいで突き落とされて」「変な咳してるな、とは思っていましたけど」と表情を曇らせるやり取りがあり、SNSでも「愛助もう退場が近いのかい・・・」「ああ愛助、もしかしてと思っていたけれどやっぱり」「愛助フラグ満載・・・」など悲鳴が上がっていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。12月25日放送の第61回では、愛助が結核を再発し、スズ子が献身的に看病をする。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

© 株式会社京阪神エルマガジン社