「賞をもらえてびっくり」 壬生で下野教育美術展の入賞者・団体を表彰

賞状を受け取る青木信弥ちゃん=22日午後、壬生町本丸1丁目

 第54回下野教育美術展(下野新聞社主催、県信用保証協会、県美術教育振興会協賛)幼稚園・保育園の部の表彰式が22日、壬生町本丸1丁目の城址(じょうし)公園ホールで行われた。

 大賞から準特選までの個人受賞者10人と団体賞の15団体に、森山知実(もりやまともみ)下野新聞社販売事業局長から賞状などが贈られた。山中悟(やまなかさとる)中央審査委員長(61)は「どの作品も迫力があり、伸びやかに描かれていると感じた。これからもいろいろな経験をして浮かんだアイデアを絵に表現してほしい」と講評した。

 最高賞の下野美術大賞に輝いた絵画「いちごだいすき」を制作したひまわり保育園(高根沢町)年中青木信弥(あおきしんや)ちゃん(5)は「保育園の友達とイチゴ狩りに行った時のことを描いた。賞をもらえてびっくりした」とうれしそうに話した。

 同展には7411点の応募があり、770点が入賞した。入賞作品を紹介する中央展が24日まで、同ホールで開かれている。午前9時〜午後5時(最終日は3時)。

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