ユキヒョウ赤ちゃん間近に いしかわ動物園、公開開始

通行可能となったガラス通路でユキヒョウに見入る来園者=能美市のいしかわ動物園

  ●ガラス通路開放

 いしかわ動物園(能美市)は23日、絶滅危惧種ユキヒョウの親子の通常公開を始めた。今年3月に生まれた雌の赤ちゃん「ヒメル」が人目に慣れてきたため、展示場のガラス通路を開放し、これまでより間近で見られるようになった。

 ガラス張りの通路は上と左右から観覧することができ、来園者は勇ましい表情や愛らしい肉球に見入った。

 園によると、ヒメルは順調に成長しており、飼育展示課の南都慶介さんは「ユキヒョウは寒い時期に活発に動くので、癒やしや元気を与えてくれる」と来園を呼び掛けた。

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