B1長崎ヴェルカ 大阪に競り負け 95―97

【大阪―長崎ヴェルカ】第1クオーター、シュートを決めるヴェルカのブラントリー=おおきにアリーナ舞洲((C)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第14節第1日は23日、大阪市のおおきにアリーナ舞洲などで12試合が行われ、長崎ヴェルカは同じ西地区の大阪に95-97で競り負けた。通算13勝10敗で西地区3位のまま。
 ヴェルカは第1クオーター、ブラントリーが15得点で攻撃をけん引。立ち上がりの劣勢を連続3点シュートではねのけると、荒谷、小針も内外で呼応して加点した。
 26-26で入った第2クオーターは故障から復帰した大阪のカロイアロらに手を焼いたが、選手を入れ替えながら松本を軸に素早く強度の高い守備を徹底。荒谷や髙比良が3点シュート、ボンズや馬場がフリースローを着実に決め続け、前半を46-45で折り返した。
 第3クオーターは一転、2分までに立て続けに9点を失い、追いかける展開になった。64-71で迎えた第4クオーターはパーキンズの内角での健闘、馬場の3点シュートやドライブなどで5分に2点差まで接近。ただ、その後は勝負どころで大阪の木下に流れを止められた。3点差の残り20秒からはファウルゲームがはまらなかった。
 西地区はこのほか、首位の琉球が東地区の群馬に71-80で敗戦。2位の名古屋Dも東地区のA東京に68-83で敗れ、琉球との2ゲーム差は変わらず、3位のヴェルカとも2ゲーム差のまま。
 第14節最終日は24日、同アリーナなどで12試合を実施。ヴェルカは大阪との第2戦に臨む。

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