参拝者迎える心構え学ぶ  富山の県護国神社で巫女任命

栂野宮司(右)から任命証を受け取る中村さん=県護国神社

 県護国神社は24日、富山市磯部町の同神社で、正月巫女(みこ)「福ひめ」の任命式を開き、桃色の衣装「千早(ちはや)」を着た高校生や大学生32人を任命した。

 福ひめ代表の中村紀希果(ののか)さん(高岡高1年)が玉串をささげ、栂野守雄宮司から任命証を受け取った。

 講習もあり、栂野宮司が「参拝者は皆さんの姿を見て新年への気持ちを新たにする。明るい気持ちと表情で迎えてほしい」とあいさつ。福ひめは奉仕者としての心構えや業務内容について説明を受けた。

 同神社は正月三が日で約25万人の参拝を見込んでいる。

玉串をささげた後に参拝する福ひめたち
あいさつする栂野宮司

© 株式会社北日本新聞社