新規創業者らがこだわりの品をPR みやこチャレンジマルシェ

買い物を楽しむ人々でにぎわったみやこチャレンジマルシェ

 みやこチャレンジマルシェ(宮古商工会議所主催)は23日、岩手県宮古市宮町の陸中ビルで初めて開かれた。新規創業者らのPRの場として大勢でにぎわった。

 市内の10事業者が出店した。手作り雑貨に総菜、青果物の販売に加え、セラピー体験など多岐にわたるサービスを展開。買い物客が工夫を凝らした品々を手に取った。

 同会議所は2019年から定期的に、創業スクールとして専門家を招いた講義を実施している。マルシェは販路拡大や事業者間のコミュニティー形成を目的に開き、修了生らが出店した。

 フラワー雑貨を販売した同市千徳の佐々木夏希さん(42)は「事業を定着させたい共通の目的を持った仲間と一緒に出店でき、いい刺激になった」と手応えを示した。

© 株式会社岩手日報社