B1長崎ヴェルカ 連敗 大阪に72-90 西地区4位に後退

【大阪-長崎ヴェルカ】第1クオーター、ヴェルカのパーキンズがシュートを放つ=おおきにアリーナ舞洲(ⒸB.LEAGUE)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第14節最終日は24日、大阪市のおおきにアリーナ舞洲などで12試合が行われ、長崎ヴェルカは同じ西地区の大阪に72-90で連敗し、通算13勝11敗で西地区4位に後退した。
 ヴェルカと大阪は第1クオーターから激しいシーソーゲームを展開。互いにテンポの速い攻撃で得点を重ね、ヴェルカは9分に松本とブラントリーの堅守を勝ち越し点につなげた。23-22で入った第2クオーターは3点シュートを立て続けに許して劣勢に。松本の速攻や馬場、パーキンズ、ボンズの3点シュートなどで対抗したが、前半を41-46で折り返した。
 第3クオーターも流れを変えられなかった。大阪の橋本に高確率のシュートを許し、2分に連続タイムアウトで立て直しを図ったが、外国人選手のパワーにも屈して53-69と点差を広げられた。大阪を上回る計23本を放った3点シュートをはじめ、第4クオーターも決定力は上がらず、最後は今季チームワースト2の18点差をつけられた。
 西地区はこのほか、首位の琉球、2位の名古屋Dはそれぞれ23日に敗れていた東地区の群馬、A東京を退けて連敗回避。同じく東地区の宇都宮を下した島根が通算14勝10敗でヴェルカを抜いて3位に浮上した。
 第15節は29日~来年1月1日、各地で24試合を実施。ヴェルカは12月30、31日に長崎市の県立総合体育館で広島と対戦する。

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