ローソンの「Lチキ」学校の給食・食堂に無償で提供 賞味期限近づいた1200食ずつ、抽選で10事業者に

 ローソンは12月25日、食品ロスの削減と物価高騰の影響を受ける学校給食・食堂の事業者支援として、賞味期限が近づいた「Lチキ」12000食の無償提供を行うと発表した。同日午後3時から募集を始め、抽選で選んだ10事業者に1200食ずつ提供する予定。1月10日締め切り。

 同社は、14000店以上の店舗に品切れすることなく安定して商品を供給することは難しく、一部商品については計画通りに販売しきれない場合もあると説明。その際に値引きして売り切るよう努めているが、残るものもあるという。

 今回、大阪大学のキャンパス内に店舗を出店していることがきっかけで、学生食堂にフライドフーズ「ソース in Lチキ 餃子味」1200食を無償提供することが決定。賞味期限は2024年7月で、同大では来年1月22日から提供が始まるという。

 同様に、公募した事業者10社にもフライドフーズ「ソース in Lチキ 餃子味」を1200食提供する。対象は、国内の小学校、中学校、高校、大学で給食や食堂を運営している法人。応募は同社ホームページから。Lチキは、来年2月5日以降に冷凍宅配便で届ける。

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