テイラー・スウィフト、米カンザス州知事がスタッフによる厳選プレイリストを公開

スウィフティー・カルチャーはとどまるところを知らないようだ。現地時間2023年12月20日に米カンザス州のローラ・ケリー知事が、スタッフの後押しによりテイラー・スウィフトの楽曲を試聴し、本格的にファンダムに加わる準備ができたことを明らかにした。

知事は、“ケリー知事のErasプレイリスト”と書かれた【The Eras Tour】風のCDを手にした自身の写真に、「今、@taylorswift13はカンザスでより多くの時間を過ごしているので……ありがとう@tkelce!……私のフィアレス(大胆不敵)なスタッフが、私が全てを放り出して(drop everything now)彼女の音楽をちゃんと聴くべき時期が来たと考えました」と添えて投稿した。この投稿には、同僚の一人がカンザスシティ・チーフスのサイン入りフットボールを手にした集合写真も含まれている。テイラーの現在の恋人は、チーフスのタイトエンド、トラヴィス・ケルシーだ。

知事は続けて、「私のスタッフから受け取った、厳選された曲の入ったパーソナライズされたCDを見てください。先日のチーフスの試合でスウィフティーがくれたレピュテーション・フレンドシップ・ブレスレットとよく合っています。他にどんな曲を聴くべきでしょう?」と投稿した。

ケリー知事がスウィフティーになったのは驚くことではないだろう。【The Eras Tour】の公演やケルシーとのロマンスも相まって、テイラーはカンザスシティの経済にかなりの収益をもたらした。カンザスシティの経済開発協議会によると、同市で開催された【The Eras Tour】の収益は8,880万ドル(約126億円)で、ファン関連費用は食事、商品、その他で合計1,300ドルから1,500ドル(18~21万円)相当であり、カンザスシティに与えた全体的な経済効果は1億8,500万ドルから2億ドル(263~284億円)にのぼるという。

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