松山市の街づくり 知事の「全体のビジョンが見えない」発言に野志市長「アドバイスはありがたい」

愛媛県松山市の街づくりをめぐり、中村知事が「全体のビジョンが見えない」などと懸念を示していることについて、野志市長は「アドバイスを頂くのはありがたい」と述べました。

(松山市・野志克仁市長)
「この間も知事の会見でアドバイスとおっしゃっていましたが、アドバイスを頂けていることはありがたいと感じています」

野志市長は、26日の会見で知事が懸念を示している街づくりについて、「アドバイスを頂くのはありがたい」とした上で、民間の再開発などを支援する都市再生緊急整備地域を来年度中に指定する方針を明らかにしました。

また、県の意見を踏まえて県民文化会館の周辺を区域に含めるなどスピード感をもって進めていると説明しました。

一方、JR松山駅前に交通ターミナル=「バスタ」を整備する構想に対し、中村知事が採算性などを疑問視していることについて、野志市長は「運営を民間が行うことで費用を軽減できる」と強調しました。

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