呉出身レーサーの平川亮さん 2024年はF1へ

世界を舞台に活躍する呉市出身のレーサー平川亮さんが来年からモータースポーツの最高峰であるF1のドライバーに就任。帰国報告会でRCCのインタビューに答えました。

世界を転戦し、1年間の成績でチャンピオンが決まる世界耐久選手権。平川さんの所属するチームは6月の「ル・マン24時間」で惜しくも2位となりましたが、11月の最終戦・バーレーンでのレースでは1位でチェッカーフラッグを受け、年間での優勝を決め、2連覇を達成しました。

平川亮さん
「今年からフェラーリ、ポルシェ、キャデラックがレースに参戦し、すごい混戦が予想されたんですけども、おかげさまで2年連続の年間チャンピオンを獲得できたので、非常に良い一年だったかなと思います。」

平川さんは13歳からカートをはじめ、16歳でスーパーFJに参戦、史上最年少で初戦優勝するなど、数々の最年少記録を塗り替えてきました。

そして来年は最高峰であるF1のリザーブドライバーに就任することが決まりました。

平川亮さん
「この話はやっぱり豊田章男会長のサポートがすごくあっての実現だったので、びっくりしたというか、何回もそのことについて聞き返すような感じでしたね。日本を出て世界で戦うとなると、広島っていうのを背負えるのは、すごく嬉しいんですけども、やっぱり一番はしっかりとチームに認めてもらって、レギュラードライバーになって、皆さんにかっこいいところを見せられればな、と思います。」

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