アップル時計2種、米で販売禁止 特許侵害で、日本に影響なし

米国で販売が禁止されたアップルウオッチの「ウルトラ2」=9月、東京都渋谷区

 【ニューヨーク共同】米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」の新型2機種の米国での販売が26日、禁止された。血中酸素濃度を測定する機能が他社の特許を侵害しているとして米国際貿易委員会(ITC)が輸入禁止を決め、この判断を米通商代表部(USTR)が支持したため。アップルはITCの決定を不服として提訴した。

 販売が禁止された2機種はアップルウオッチの「シリーズ9」と「ウルトラ2」。アップルはこれらの米国での販売を既に停止しており、業績に打撃を与える可能性が指摘されている。日本での販売には影響はない。

米アップルの店舗内に陳列されたアップルウオッチ=26日、米ニューヨーク(ロイター=共同)
米ニューヨーク・ブルックリンのアップル店舗に掲げられたロゴ(AP=共同)

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