プロ野球・埼玉西武ライオンズの外崎修汰選手(31)=青森県弘前市出身、弘前実-富士大出=は26日、弘前市の弘前克雪トレーニングセンターで4年ぶりとなる地元での野球教室を開いた。市内から集まった少年たちに、野球の楽しさを教えた。
市内の少年軟式野球チーム8チームから24人が参加し、弘前実業高校野球部員が手伝った。
外崎選手は手本を見せたり、個別に声をかけたりして打撃と守備を指導。「いいね」「うまいね」と何度もプレーを褒めていた。子どもたちも「フライはどう捕ればいい?」「源田壮亮選手(西武)ってどんな人?」と積極的に質問していた。
最後は打撃を披露。鋭い打球が室内練習場のネットを揺らすと、何度も歓声が上がった。外崎選手は「一人でも多くプロ野球選手になれるように野球を楽しんで」と語りかけていた。
変化球の打ち方を質問した石川小学校6年の小田桐光希(みつき)君(12)は「間近で見る外崎選手はかっこよかった。教えてもらったことを意識して頑張りたい」と話した。
野球教室は外崎修汰後援会(下山悟会長)が主催。後援会は外崎選手のグッズオークションと寄付を原資にし、地元少年野球チームと保育園に、野球ボール14ダースとTボールセット20組を贈った。