愛媛県西条市は27日、欠勤を繰り返した農林水産部に所属する30代の男性主任を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。
市によりますと、男性主任は、有給休暇をすべて取得した後、今年8月から9月にかけ、届出しないなど必要な手続きを経ないまま、10日4時間45分、体調不良により欠勤したということです。
このうち、3日6時間15分は無断欠勤でした。
また、同市教委も同日、不適切な事務処理を繰り返した事務局の男性主事を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。
市教委によりますと、男性主事は、PTAによる「ふれあい交流体験事業」の補助金5件・総額38万分の処理を、忘れたり怠ったりして、1~3か月の支払遅延を発生させたということです。
5件のうち1件は、今年8月に発覚、主事への指導や再発防止を図ったにも関わらず、10月さらに4件が明らかになったということです。
西条市と同市教委は「再発防止に努める」とコメントしています。