全国高校選抜ホッケー、丹生が石動を破り優勝 福井県勢女子初の高校3冠 

ホッケー全国高校選抜大会女子決勝 丹生―石動 第2クオーター、土橋結衣(中央)がシュートを決め同点に追いつく=東京・大井ホッケー競技場

 ホッケーの全国高校選抜大会最終日は12月27日、東京・大井ホッケー競技場で男女決勝を行い、福井県勢の丹生女子は石動(富山)を1-1からのシュートアウト(SO)戦の末4―2で破り、2年連続6度目の優勝を遂げた。県勢女子初の高校3冠となった。

 丹生女子は第1クオーター(Q)開始早々に先制点を許したが、徐々に流れを取り戻し、第2Q、FW手塚怜香のパスにFW土橋結衣が反応して同点とした。後半、丹生は優位に試合を進めたが、追加点を奪えず、SO戦に突入。3―2から5人目のMF米田凜々花が決めて、勝利した。⇒【深掘り】「無敗の最強世代」が直面した初の展開

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