バルセロナ期待の新戦力ヴィトール・ロッキが現地入り…「夢が叶った瞬間」と第一声

ヴィトール・ロッキがついにカタルーニャ入り[写真:Getty Images]

バルセロナに正式加入したブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(18)が、新天地での意気込みを語った。
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今年7月にバルセロナへの完全移籍が発表されたロッキは、アトレチコ・パラナエンセでのシーズン終了に伴い、27日に現地入りを果たした。

到着後、すぐさまシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールで幾つかのメディカルチェックを受けた18歳FWは、仮の本拠地エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで写真撮影などを行った。

さらに、クラブ公式メディアで新天地での意気込みを語っている。

「これまでの人生で起こったことすべてにとても満足しているよ。これは自分の夢が叶った瞬間なんだ。グループ全員と一緒にできるだけ多くのことを学び、自分自身を楽しもうと考えているよ」

「僕は常にボールを持ちたいと思っているし、できるだけ多くのことを学ぶつもりだ。より多くのゴールを決めるためにもね」

「(バルセロナ移籍は)それは子供の頃、僕だけでなく家族の夢でもあったんだ。彼らもここで同じ夢を実現している」

「勝利と勝利への意志を最大限に持って可能な限りクラブを助けたい」

ロッキは、アメリカ・ミネイロ、クルゼイロの下部組織を経て、2021年10月のボタフォゴ戦でファーストチームデビューを飾った逸材ストライカー。

2022年4月にアトレチコ・パラナエンセへ完全移籍で加入すると、ここまで公式戦81試合に出場し28ゴール11アシストの数字を残していた。

172cmと上背はないものの、18歳とは思えない筋肉量によって屈強な守備者に対しても当たり負けする場面はなく、鋭いターンや駆け引きの巧さで相手を出し抜く生粋のストライカー。左右のウイングでもプレー可能なスピード、突破力も併せ持つが、セレソンのレジェンドであるロナウド、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのような万能型のストライカーとしての大成が期待される。

なお、現地報道によると、ロッキはバルセロナで背番号19を着用する可能性が高いとのことだ。

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