広島市中心部にあるひろしま国際ホテルが、来年5月に一旦休業し、新たなホテルに建て替えることが分かりました。
「ひろしま国際ホテル」は1966年に開業し、レストランや宴会場、そして76室の客室を設ける老舗ホテルです。最上階には、現在営業はしていませんが回転式の展望レストランがあったことも特徴です。
運営する東洋観光によりますと、建物の老朽化が進み、耐震基準を満たしていないため、来年5月で休業して、解体工事に入り、地上14階建てで、1階はグループの飲食店「芸州本店」が入り、2階から上に148室を備えるホテルの建設を進めます。
立地条件を生かしてインバウンドなどアッパーミドル層をターゲットとし、客室は18㎡から約40㎡で、ゆったりと泊まれる広さを確保します。
東洋観光では「コロナ禍で先が見通せなかったが、いまでは宿泊客がコロナ前まで戻った。老朽化があったため検討をしていたが建て替えを決めた」としています。2027年7月の開業を目指すと言う事です。