この場所で平和を祈念した証 G7広島サミットで植樹した桜に説明版

5月のG7広島サミットで首脳たちが植樹した桜に説明板が設置されました。

設置されたのは、平和公園の原爆慰霊碑から西側にある桜の木のすぐ前です。

桜は、5月のG7広島サミットで、植樹されたソメイヨシノ。元々は、広島市役所にある被爆桜から採取した枝を接ぎ木して育てたものが、各国首脳たちによって、この場所に植え替えられました。

議員石の土台に埋め込まれた陶製の説明板には、首脳たちの写真とともに全員のフルネームなども記されています。

広島サミット県民会議事務局 平野奈都子事業課長
「ここ広島でG7サミットが開かれたこと、そして首脳のみなさんが平和を祈念して植樹をされたということで、それを多くの皆様に知っていただきたいと思います」

苗木を育てた、樹木医の堀口力さんによりますと、移植されたソメイヨシノは、樹齢6年で順調に育っていて、来年の春には、花を咲かせるということです。また、ソメイヨシノは、手入れをすれば樹齢が100年以上になるものもあり、末永く花を咲かせることが期待されています。

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