新年へ餅つき 門前・總持寺祖院

迎春用の餅をつく僧侶=輪島市門前町の總持寺祖院

 輪島市門前町の曹洞宗大本山總持寺祖院で28日、恒例の餅つきが行われ、僧侶5人が約180キロの餅をつき上げ、新年に備えた。

 祖院の台所「典座寮(てんぞりょう)」で関口道潤(どうじゅん)監院(かんにん)老師が最初に餅をつき、台所を取り仕切る米原宗浩(そうこう)典座が手返しを務めた。続いて雲水らが交代できねをふるった。

 ついた餅は30日に「仏殿」や「大祖堂」など55カ所に飾られる。

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