画面に向かって様々な動きをすることで、「自分に向いているスポーツ」が分かる!?AIを活用した、驚きの分析結果とは…(2023年9月 なぞマチ!?で放送)
世界を魅了する野球界のスーパースター大谷翔平。
現在の彼を作り上げたのは、日々の鍛錬はもちろんですが、潜在能力(ポテンシャル)も大きな要因の1つでしょう。もしも誰もが、自分の運動能力に適したスポーツをしていたら、その道で輝かしい成績をおさめていたかもしれませんね。
実は、いまやAIが一人ひとりに向いているスポーツを分析・提案してくれるんです。それが、「Dig Sports(ディグスポーツ)」。
センサー付きカメラに向かって、5×5メートル内で様々な動きをすることで、「体格」や「パワー」、「反応の良さ」「器用さ」などを総合的に判定してくれます。
判定のもとになる運動は立ち幅跳び、垂直跳び、反復横跳び、50m走、ボール投げの5つ。そして、その結果をもとに提案されるスポーツの数はというと…74種目も!
実際に、スポーツ経験の乏しい女性アナが体験してみました。
立ち幅跳びで尻もちをついたり、50m走を想定したもも上げで足がつりそうになったりと、久しぶりの運動に息が上がり気味です。
そして、約8分で一連の測定は終了。気になる結果は…
「サーフィン、水泳、アーティスティックスイミング」と、水系の運動が適しているという診断が出ました。
(女性アナウンサー) 「水の中が得意ってことですか⁉水泳とかサーフィンとか、考えたこともなかったです」
経験したことがないスポーツ提案に、本人も驚きの様子です。
また、健康維持のためジム通いをしている男性アナウンサーも挑戦したところ、「トランポリン、ビリヤード、トレイルランニング」という提案が。
それぞれ全くジャンルの異なるスポーツで、驚くと同時に試してみたい気持ちが生まれました。
(愛媛県地域スポーツ課 大野達広さん) 「『このスポーツをやってみようか』というきっかけにつなげてほしい」
(女性アナ) 「第2の人生は、ハワイでサーファーになっちゃいますよ!」
何かスポーツを始めたい、子供にスポーツをさせたいけど何がいいか分からない…という時、選択肢の一つとしてAI診断の提案を考えてみてもいいかもしれませんね。
健康促進の一環として、スポーツを始めるきっかけになればと自治体がAI診断の体験会を実施したり、スポーツ施設や商業施設で導入されているケースも見られます。みなさんも、機会があればぜひ。
AI診断で自分でさえ知らなかった自分の才能を発見できるかもしれません。