越中万葉牛カレーできた 高岡の天狗乃肉林本店 観光施設での提供目指し

越中万葉牛をふんだんに使ったカレー=高岡市佐野の天狗乃肉林本店

 精肉卸業の「天狗乃肉林本店」(高岡市佐野)は29日までに、高岡のブランド牛「越中万葉牛」を使ったカレーを開発し、店頭に並べた。市内外の観光施設での提供を目指し、地元の特産品の魅力を広める。

 「越中万葉牛スパイスビーフカレー」は、越中万葉牛のすね肉をふんだんに使い、17種類のスパイスとトマトベースの野菜ピューレとともに煮込んだ。

 越中万葉牛のあまり使われない部位に付加価値を加えて提供しようと、試作を重ねて仕上げた。越中万葉牛の加工品はハンバーグに続いて2品目となる。

 カレーはふるさと納税の返礼品にもなる予定で、天狗乃肉林本店の林成興社長(47)は「県内外にブランド牛をよりアピールしやすくなった」と話した。

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