ラビオ弾のユーベがディバラフル出場のローマにウノゼロ勝利、首位インテルに2ポイント差【セリエA】

[写真:Getty Images]

セリエA第18節、ユベントスvsローマが30日に行われ、1-0でユベントスが勝利した。

前節フロジノーネに競り勝った2位ユベントス(勝ち点40)は、負傷明けのキエーザがベンチスタートとなり、前節ゴールを挙げたユルディズとヴラホビッチが2トップを形成した。

対する6位ローマ(勝ち点28)は前節、9人となったナポリに2-0で勝利。負傷明けの古巣対決となるディバラが先発となった。

開始4分、まずはローマに決定機。CKの流れからクリスタンテのボレーがポストに直撃した。

その後は一進一退の攻防で推移した中、19分にユベントスに決定機。ヴラホビッチがボックス内でジョレンテを背負いながら反転して前を向きシュート。しかしGKパトリシオのセーブに阻まれた。

前半半ば以降も拮抗した攻防が続き、ローマは31分にディバラが左足アウトで際どいシュートを浴びせると、ユベントスは43分にスローインの流れからコスティッチのボレーが枠を捉えたがエンディカの好カバーに阻まれ、ゴールレスで前半を終えた。

しかし迎えた後半、開始2分にユベントスが先手を取る。ヴラホビッチの絶妙ヒールパスでボックス左に抜け出したラビオがニアサイドを打ち抜いた。

失点を受けて前がかるローマは自陣に引いて守備に徹するユベントスをなかなか崩せずにいた中、71分にディバラが枠内シュートを放つも、GKシュチェスニーにセーブされる。

終盤にかけてもローマが攻勢に出ていた中、ユベントスは84分に追加点のチャンス。ロングカウンターの流れからキエーザが持ち上がってボックス左からクロス。マッケニーが合わせたが、シュートはGKパトリシオの守備範囲だった。

さらに88分にはキエーザがネットを揺らすもオフサイドに阻まれたユベントスだったが、6分の追加タイムを守り抜いてウノゼロ勝利。年内最終戦を勝利で飾り、首位インテルとの勝ち点差を2に縮めている。

© 株式会社シーソーゲーム