1月1日(月)にかけては太平洋側で晴れ間の広がる所が多く、初日の出には好条件の天気となりそうだ。一方、日本海側では1日の朝にかけてを中心に雨や雪の所が多く、雷を伴う所もある見込みで、落雷などに注意が必要となる。
初日の出や初詣は風冷えへの備えを
1日にかけて、日本付近は冬型の気圧配置となる見込み。このため、太平洋側では晴れ間の広がる所が多く、元日の初日の出を期待できそうだ。一方、日本海側では1日朝にかけてを中心に雪や雨が降り、特に北陸周辺では雷を伴う所もある見込み。落雷や突風、急な強い雪や雨に注意が必要。また、全国的に冷たい風が強めに吹くため、実際の気温よりも寒く感じられそうだ。1日の気温自体も31日(日)よりも低くなる所が多く、初日の出や初詣などに出かける際は、風を通しにくいような暖かい服装を心掛けたい。
冬型は一時的
1日の日中には冬型の気圧配置は緩み、西から高気圧に覆われる見込み。このため、1日の日中にかけては日本海側の天気も回復へ向かい、全国的に強まる風も次第に収まりそうだ。また、2日(火)も西日本や東日本、北日本の太平洋側を中心に晴れ間が広がり、比較的穏やかな天気になる見通し。
(気象予報士・佐々木聡美)