初日の出の名所 広島・宮島弥山でトイレ洗浄用水が不足の恐れ

年末年始、観光客で賑わう広島県廿日市市宮島の弥山で、トイレ洗浄用の水が不足する恐れが出ています。

年末年始は、コロナ禍からの回復で多くの登山者が見込まれる宮島の弥山ですが、廿日市市によりますと、9月以降の少雨により山水を使用している展望休憩所のトイレで洗浄用水の不足が懸念されているということです。

廿日市市では、1000リットルの仮設タンクを3つ設置、職員が交代で給水タンクの容量をチェックし水中ポンプによる給水活動を行うなど対応しています。

今のところトイレの利用制限は予定していませんが、貯水残量によって利用制限する可能性があるとして、「トイレを済ませてから登山してほしい」と呼びかけています。

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