下野新聞デジタル報道部では、ウェブアンケートで読者の年越しについて尋ねた。
ウェブアンケートは1~8日に実施。X(旧ツイッター)など交流サイト(SNS)の下野新聞社公式アカウントで募集したところ、計217人から回答を得た。選択肢から回答する方式で、①年越しの瞬間にすること(いつもしていること、今年する予定)と、②今年の締めに食べるもの-を尋ねた。
■年越しの瞬間は「テレビ」が圧倒的
年越しの瞬間は、「テレビを見ている」が最多の134人。年をまたぐ瞬間も、各局が力を入れた特別番組の数々をしのぎを削る。加えて大みそかは、大掃除やおせちの準備などで案外、慌ただしく過ぎるもの。のんびりと自宅時間を楽しむ人が多いのかもしれない。
次点は「寝ている」。深夜の0時だ。普段からお休みになる方も、「せっかくの年末年始休みくらい」と早めに床に就く方もいるのではないか。3位は「初詣」で15人、「新年になった瞬間、地上にいなかったんだ」でおなじみの「年越しジャンプ」は4位(11人)だった。「仕事」と回答をお寄せ頂いた方も5人。本当にお疲れさまです。早く仕事が片付き、ゆっくりできますように。
■締めはやっぱり定番の「年越しそば」
1年の最後に食べるものを尋ねると「そば」が190人で、次点の「すし」「鍋」(各13人)を大きく引き離した。豪華な食事でフィナーレを迎える方もいるかと思ったが、やはり古式ゆかしく年越しそばの方が、日本人は落ち着くのかもしれない。
4位はケーキで10人。ぶれずに「普通のご飯」で過ごす人も5人いた。ギョーザ(3人)に栃木らしさを見いだすのは、さすがにこじつけ過ぎだろうか。
「大みそかは、年越しそばを食べてテレビ」。アンケート結果から、奇をてらわず2023年を締めくくりたい読者の思いを感じた気がする。