バスケットボール男子・Bリーグ2部は第15節最終日の31日、各地で3試合を行った。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは福岡市の照葉積水ハウスアリーナで福岡(西地区)と対戦し、延長戦の末に85―83で勝利した。チームの連勝記録を7に伸ばし、通算成績を15勝13敗とした。順位は4位のまま。
山形はルーズベルト・アダムス、ジェームズ・ベル、岡島和真、白戸大聖、ティモシー・ホリフィールドが先発した。前半を38―46で折り返すと、第3クオーター(Q)は互角の展開。8点ビハインドのまま迎えた第4Qはマイケル・フィンケやベルの3点シュートなどで同点に追い付き、延長に持ち込んだ。延長戦はベルのフリースローやアダムスの3点シュートなどでリードし、競り合いを制した。
ベルが28得点、アダムスが12得点、阿部龍星(山形南高出)が10得点、ホリフィールドが10リバウンド。福岡は村上駿斗(同)が先発し、7得点だった。
次戦は1月6、7の両日、静岡市中央体育館で静岡(西地区)と対戦する。
チームの成長を感じる
石川裕一ヘッドコーチの話 強豪の福岡を相手に2連勝できたことにチームの成長を感じている。前半は相手のアグレッシブな守備に対して後手に回ったが、後半はベルのビッグプレーなどで延長戦に持ち込むことができた。前半戦の残り2試合をいい形で終えられるように準備する。