伊藤涼太郎の代表デビュー戦は精彩欠いた45分に…「目に見える結果は欲しかった」と悔しさ残す

日本代表デビューを果たした伊藤涼太郎[写真:Getty Images]

MF伊藤涼太郎(シント=トロイデン)の日本代表デビュー戦はほろ苦いものになった。

元日開催としては史上初となるサッカー日本代表戦が、『TOYO TIRES CUP 2024』と称して国立競技場で行われ、日本はタイ代表に5-0で快勝した。

初招集された伊藤は[4-2-3-1]のトップ下で先発し、いきなりのデビューを飾った。だが、前半はフレッシュな面々を揃えたことあり、連係面でも精彩を欠くことに。初出場は前半45分のみのプレーに終わった。

「自分にとっては悔しい結果に終わりました。自分のプレーをそこまで出せなかったし、かといってシュートチャンスあった。そこを決めきれなかったのは自分の実力不足なので、アピールできなかったのは悔しいですけど、切り替えて頑張っていきたい」

ピッチを去った後半にチームは5得点。比較ではなく、自らが結果を残せなかったことが悔しいと語る伊藤は、今後へ向け、改めて海外での研鑽を重ねたいと、自らを奮い立たせた。

「目に見える結果は欲しかったし、初招集で使っていただいて、何か残さないといけないという気持ちが強かった。そこが出なかったのは残念です」

「連係面に関してはあんまり良くなかったし、自分が受けたいポジションや相手が受けたいポジションで、ちょっと迷いながらプレーした45分だった。(その分)もっともっと伸びしろというか、(今後は)合うだろうなという感覚はありました」

「やはり攻撃の選手として数字にこだわらないといけない。今ベルギーリーグでプレーしていますけど、その中でも圧倒的な数字を残さないと、ここ(日本代表)には生き残っていけないなとは感じました」

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