リバプールのユルゲン・クロップ監督がニューカッスル戦の勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
プレミアリーグ前半戦を首位で終えたリバプールは、連勝がかかる1日の第20節でニューカッスルと対戦。前半はゴールレスで終えた一方で後半は打ち合いとなったが、FWモハメド・サラーの2ゴールもあり、リバプールが4-2で新年初戦を制した。
試合後に記者会見に臨んだクロップ監督は、サラーやMFカーティス・ジョーンズら個人の活躍を称賛しつつ、チーム全体のパフォーマンスも高く評価。失点以外は完璧だったと述べた。
「最初から最後まで非常に良いゲームだったことは明らかだ」
「試合だけでなく雰囲気も良かったし、失点したこと以外は全てが完璧だった。とりわけアリ(アリソン・ベッカー)の顔を見ればそのことがよくわかる。彼はその事実を嫌がっていた。でも今夜はそれを受け入れて、この調子で進んでいく」
また、自チームが見せていたカウンタープレスも絶賛。誰もが手本にすべきものだったと表現している。
「何と言うか、今日我々が見せたカウンタープレッシングは本当に素晴らしかった。学校で見るビデオのようだった。同じことをやりたいのであればこれを見なければならない」
「私の振る舞いが良くないとよく言われるし、それは一般のサッカーにとっても良くないことだとよく言われる。おそらく一般のチームもカウンタープレスをやりたいと考えているのだろう。それならこの試合のビデオを見てほしい。きっととても役に立つはずだ」
最後に、改めてチーム全体のパフォーマンスを振り返り、ニューカッスルの健闘ぶりも称えた。
「良いパフォーマンスがたくさんあったし、本当に悪かったパフォーマンスが記憶にない。正直に言うと、全てが本当に良かった」
「しかし、我々はそうでなければならなかった。我々が100%でない状況では、ニューカッスルがすぐそこにいることがわかったからだ。それでも今夜の我々は彼らにとって非常にトリッキーな試合を展開したし、十分に勝ち点3に値する内容だった」