マンチェスター・Uのレジェンド、シュマイケル氏がアントニーを批判「試合を理解できていない」

写真:アントニーは今シーズン、得点とアシストのどちらも記録していない

マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したピーター・シュマイケル氏が、自身の古巣に所属するブラジル代表FWアントニーの欠点を指摘した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

アントニーは、2023年最後の試合となるプレミアリーグ第21節、ノッティンガム・フォレストの試合に先発出場したものの、見せ場を作ることなく後半54分にベンチに退いた。今シーズン、アントニーは公式戦21試合に出場し、ゴールとアシストは“0”である。

シュマイケル氏は、南アフリカ『スーパースポーツ』の番組に出演し、自身がかつてプレーしたクラブで不振にあえぐアントニーについてこう語った。

「(エリック)テン・ハフ監督はアントニーの起用法を考えなおすべきだ。アントニーはチームに貢献できていない。見ていてイライラする」

「チャンスは十分に与えられてきた。なのに今シーズン、ゴールもアシストも記録していない。彼は試合を理解できていない」

アントニーが最後に得点を記録したのは、昨年4月までさかのぼる。その得点を記録した相手は、奇しくも今節と同じノッティンガム・フォレストである。シュマイケル氏は、この不振の要因について言及した。

「アントニーは敵陣のサイドで、本来ならクロスを上げるべき場面でそうしない。彼は相手DFをかわそうとする。テン・ハフ監督の彼に対する指示が何なのかは分からない。ただ、彼は相手DFをかわすように求められているのかもしれない」

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