満面の笑顔の石川昂弥
石川昂弥はテレビ愛知が1月3日(水)午後2時から放送した特別番組に、柳裕也(29)、高橋宏斗(21)、龍空(21)らとともに出演。MCの井戸田潤(スピードワゴン)とともにバーベキューをしながら、昨シーズンを振り返った。
思い出の1打は8月13日広島戦のホームラン
番組に参加する石川昂弥
中日の石川昂弥(22)が昨シーズンの思い出の一打として、8月13日広島戦の延長10回に放った11号同点ホームランを挙げた。この試合で史上13人目の“ノーヒットノーラン未遂”になった柳から 「もっと早く打て」とツッコミが入った。
2023年の広島戦を振り返る
打席に立つ石川昂弥
8月13日広島戦、先発の柳が9回無安打無得点ながら打線の援護がなく延長戦に突入。10回に変わったマルティネスが堂林にシーズン初のホームランを打たれ、リードを許してしまった。マルティネスは、開幕から続いていた自責点0の記録が37試合目でついにストップ。
その裏、先頭打者として打席に立った石川昂弥は「ライデル(マルティネス)がついに点を取られてしまったことばかりに考えがいっていた。(先頭打者として)何とか塁に出たかった」と当時の心境を明かし、「実はバットをほんの少し短く持って、すり足打法で打った」と告白。そこに相手投手の甘いストレートがきてジャストミートできた、と振り返った。
柳「もっと早く打て、遅いわ!」 石川昂弥は苦笑い
柳からツッコまれる石川昂弥
ノーノー未遂となった柳からは「何でオレの投げているときに、バットを短く持って打たなかったんだ。もっと早く打て、遅いわ!」と突っ込まれると、「すみません」と苦笑いを浮かべていた。
試合は石川昂弥のホームランに続き、宇佐見にもホームランが出て逆転サヨナラ勝ち。劇的な幕切れに井戸田も「歴史に残る試合だった」と当時のことを思い出したのか興奮気味に話していた。
石川昂弥「とにかく優勝し日本一になりたい」抱負を語る
大活躍でハイタッチ
石川昂弥は昨シーズン、チーム最多の85試合で4番を任され、打率2割4分2厘、13本塁打、45打点と自身初の規定打席に到達した。今シーズンは「とにかく優勝し日本一になりたい」と力強く抱負を語った。
このほか、番組では選手たちが2組に分かれて、フィンランド発祥の木の棒を投げてピンを倒すスポーツ「モルック」に挑戦。ここで石川昂弥が9点奪えば勝利の場面で、見事一投で9点のスキットル(棒)を倒す勝利を呼び込む“好投”で商品をゲットした。