カリニッチ、昨季限りで退団したハイドゥク・スプリトに“1ユーロ”の給与で復帰!

ハイドゥク・スプリトに復帰したカリニッチ[写真:Getty Images]

ハイドゥク・スプリトは3日、元クロアチア代表FWニコラ・カリニッチ(35)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は今季終了までで、背番号は「9」を着用する。

これまでフィオレンティーナやミラン、アトレティコ・マドリー、ローマなどでプレーしてきたカリニッチは、2022年2月にヴェローナを電撃退団すると、12年半ぶりにユース時代を過ごした思い入れのある古巣ハイドゥク・スプリトに復帰。復帰後は1年半の在籍で公式戦32試合に出場し8ゴール4アシストを記録した。

2022-23シーズン限りで契約満了となったカリニッチは、その後数ヶ月の休息を取ることを決断。昨年11月にミスラヴ・カログラン監督とミンダウガス・ニコリチウスSD(スポーツ・ディレクター)との会談が行われ、まずは個人練習を行い、それからほかの選手と一緒に本格的な練習に参加するという結論に至ったとのこと。

カリニッチの復帰についてニコリチウスSDは、公式サイトで以下のようにコメントしている。

「ニコラを取り巻く状況はご存知のとおりで、彼は長い間プレーしていなかった。彼がトレーニングでどのような状態にあるか、時間をかけて確認する必要がある。金銭面は最もスムーズだった。彼は3年ほどクラブにいたが、金銭的な理由で戻ってこなかった。だが、今回は“1ユーロ”の給料で合意した。いつもなら、絶対にそんなことは言わないんだけどね。彼はクラブを助けたい、タイトルを獲りたい、それが彼が戻ってきた唯一の理由であり、目標なんだ」

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