大宮アルディージャは4日、ギラヴァンツ北九州へ期限付き移籍していたGK加藤有輝(26)の復帰を発表した。
加藤は2016年に大宮のアカデミーからトップチームへ昇格。プロ6年目の2021年に北九州に貸し出され、レンタル3年目となった2023シーズンは明治安田生命J3リーグの8試合でゴールマウスを守った。
北九州在籍3年ではJ2で5試合、J3で25試合、天皇杯で1試合に出場。久々に大宮に戻ることになった加藤は両クラブを通じてコメントしている。
◆大宮アルディージャ
「大宮アルディージャに関わる全ての皆様、お久しぶりです! アカデミー出身者として、再びこのクラブを背負ってプレーすることに幸せを感じると共に、責任も感じています」
「自分がいなかった3年間、クラブはたくさんの苦しい時期を過ごしていたと思います。そんな中でもクラブの為に戦ってきた選手、スタッフ、クラブ関係者、ファン·サポーターの皆様、そういった人達へのリスペクトを忘れずに、“1年でのJ2復帰“というクラブの目標に対し、誰よりもひたむきに謙虚に全力で戦い、クラブに貢献することを誓います。クラブ一丸となって最後まで戦い続けましょう!! 応援よろしくお願いします」
◆ギラヴァンツ北九州
「ギラヴァンツ北九州に関わる全ての皆様、3年間本当にありがとうございました。プロサッカー選手として1日でも長く、そして1試合でも多くプレーするために、何か変化が必要と感じていた時期に声をかけてくれたのがこのクラブでした。1人の人間として、心身共に成長出来たと実感しています」
「自分がいた3年間は、思うような結果が出ずファン·サポーターの皆さんを苦しませてしまいました。ただ、その中でもずっと応援し続けてくれた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。特に子ども達の加藤～！ 加藤～！ とスタジアムに響く声や練習後のファンサでチャントを歌ってくれたり、たくさんコミュニケーションを取ったりすることが出来たことは本当に嬉しかった。ありがとう。直接皆さんにご挨拶出来ず、申し訳なく思います」
「最後になりますが、自分だけでなく家族全員北九州という街が大好きです！ 北九州を背負って戦えたこと、本当に誇りに思います。必ずまたどこかで会いましょう！ 3年間本当にありがとうございました！」
