ルートン・タウンのタウンゼンが長期契約を勝ち取る「キャリアは3カ月前に終わったと思った」

写真:長期契約を勝ち取ったタウンゼン

アンドロス・タウンゼンがルートン・タウンと新たに長期契約を結んだ。同クラブの公式サイトが伝えている。

現在32歳のタウンゼンは、2023年10月11日にルートン・タウンと2024年1月までの短期契約を結んでいたが、加入してからの11試合で印象的な活躍を披露したことで、新たに長期契約を結んだ。なお、詳しい契約期間は明らかにされていない。

タウンゼンはエヴァートンに在籍していた2022年3月にヒザの大ケガを負い、長期離脱を強いられた。2022-23シーズンはケガの影響もあり公式戦で出番はなく、2023年の夏にエヴァートンを退団。ルートン・タウンに加入する10月まで未所属の状態が続いていた。ルートン・タウンではここまで11試合に出場し、1ゴール2アシストを記録している。

長期契約を勝ち取ったタウンゼンはクラブの公式サイトにて以下のように喜びを語った。

「もちろんうれしい。私のキャリアは3か月前に終わったと思った。世界中をトライアウトで周ったことを考えると、長期契約のオファーをされたことは夢が叶ったということだ。ルートン・タウンは特別なクラブだ。今シーズンは本当に何か特別なことを達成できると思う」

現在プレミアリーグで18位に位置し、残留を目指すルートン・タウンのロブ・エドワーズ監督は、タウンゼンとの契約を「我々にとって素晴らしい契約」と語り、以下のように評価した。

「アンドロスはこのチームに加わり、真の謙虚さとプロフェッショナリズムをもたらした。彼のフィットネスレベルは常軌を逸しており、試合を重ねるごとにその資質を遺憾なく発揮している」

「長期契約を勝ち得たことは彼の功績だ。また、我々がアンドロスのようなレベルとクオリティーを兼ね備えた選手と契約するということは、このチームの野心を物語っていると思う」

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