最も暖かかった大みそか、25・7度

天文台によれば、2023年12月は全体的に気温が高く暖かい師走となり、大みそかは観測史上最も暖かかったという。1月3日付政府公報によると、12月の平均気温は19・1度で、正常値の18・2度より0・9度高かった。最も気温が高くなったのは12月12日で、午後の気温は28・7度に達し、観測史上12月としては最も高温となった。しかし12月20日から23日にかけては冬季季節風の影響を受けて寒くなり、雨が降った12月23日は早朝の最低気温が8・1度と冷え込んだ。またクリスマス寒波で、12月24日は新界大埔と打鼓嶺で霜が観測された。その後、暖かさが戻って、12月31日午後は気温が25・7度まで上がり、観測史上最も暖かい大みそかとなった。一方、12月は雨が少なかった。総雨量は平年のわずか3%に相当する0・9ミリメートルにとどまった。

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